いちばん星の”今 ” & 出演予定 など 

ブログ合唱団 いちばん星の 今” の記事をまとめ転載。編集の都合上、ブログとは一部体裁等が異なることがあります。
 最新の記事はブログをご覧ください。(2017.7以降の記事は、このページへの同時転載を行っていません。)

第25回合唱団いちばん星コンサートへの 広島市長からのメッセージ

「合唱団いちぱん星第25回記念コンサート」が闘催されるに当たり、メッセージをお送りいたします。

1945年8月6日8時15分、広星の空に「絶対悪」である原子爆弾が放たれ、立ち昇ったきのこ雲の下で広鳥の街は―瞬にして地獄と化しました.この原子爆弾は、罪のない多くの人々に惨たらしい死をもたらしただけでなく、放射線障害や健康不安など心身に深い傷を残し、社会的な差別や偏見を生じさせ、辛うじて生き延びた人々の人生をも大きく歪めてしまいました。

このような地獄は、決して過去のものではありません.核兵器が存在し、その使用を仄めかす為政者がいる限り、いつ何時、誰が遭遇してもおかしくない状況に、私たちは立たされているのです.それ故、私たちは、72年前、あのきのこ雲の下で何が起こったかを知り、被爆者の「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という核兵器廃絶を願う切なる思いを世界の人々に広げ、次の世代にも受け渡していかなければなりません。

今年7月、国連では、核保有国や核の傘の下にある国々を除く122か国の賛同を得て、核兵器の使用や保有、配備、威嚇等を禁止した核兵器禁止条約を採択し、核兵器廃絶に向かう明確な決意が示されました.各国政府には.国家の枠を超えて、「核兵器のない世界」に向けた取組を更に前進させていくことが求められています。

そうした中、私たち市民杜会は、世界中の為政者が核兵器廃絶に向け、『良心』に基づき国家の枠を超えた「誠実」な対応を行えるような環境づくりを後押ししていく必要があります。そうした意味で、皆様が「愛とと平和を歌う合唱団jとして、本コンサートにおいて混声合唱組曲「ヒロシマ」を初演され、核兵器のもたらす惨禍や平和の尊さを多くの方に伝えられることは誠に意義深く、その取組みに対し探く敬意を表します。

本市が会長都市を務め、世界の162か国・地域の7,400を超える都市で構成する平和首長会議としても、市民社会において核兵器廃絶に向けた国際的な機運を高めるため、全力で取り組んでいく所存です。

皆様には、今後とも「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向け。共に力を尽くし行動してくださることを心から期待しています。

終わりに、「合唱団いちぱん星 第25回記念コンサ―ト」の御成功と御参会の皆様の今後ますますの御健勝と御多幸を心よりお祈りいたします。

                            平成30年(2018年)1月8日
                                      広島市長 松井―實


  中原平和公園コンサートとは?ご紹介します2017-07-28 :

意外と知られてない、「中原平和公園コンサート」のご紹介。初めに「ラスト全員ステージ」(2016年34回)より
こんな感じです。 

次は、出演者一覧を今年の「プログラム」から



  1983年から数えて第35回。ヒロシマ・ナガサキを思いやり、原爆の落とされた暑い夏に(大体7月頃)平和公園野外コンサート会場で毎年開催。参加のアーティストは多彩です。今年は法政二中高合唱部の若い力が参加しました。

   もう終わってしまいましたが、これで知った方は、ぜひ、来年おいで下さい。午後5時から、入場無料です。

 (最寄り駅は東横線・JR「武蔵小杉」か東横線「元住吉」徒歩7~8分)


   「オレさんといちばん星」の歌 2017-7-28 



ようやく「第35回平和公園コンサート」の写真が2枚手に入ったので、アップします。
マイクで歌っているのが筆者です。このコンサートは前回紹介したように原水爆禁止を願うコンサートでもあります。
筆者は今年の参加者なのであいさつしました。

   2枚とも、オレさんがしっかり映っている、貴重な画像です。
   この「中原平和公園コンサート」を最後にオレさんとの共演は、終わりになりました。寂しい。 オレさんとは「ミューザ川崎市民合唱祭」の所でも紹介した、ドイツから日本技術研修に来ている青年です。
 
    最後に、団員一の歌人「高橋正子さん」の歌を紹介します。(掲載を高橋さんは、快く受けてくれました。)
 
    これが私たち団員全員の偽らない「気持ち」を代表していると思います。


     

ミューザ川崎市民合唱祭のOLE(オレ)さんのあいさつ    2017-07-17


   今年のミューザ川崎市民合唱祭は「オレ・フォアトマン」さん(ドイツ・デュッセルドルフから富士通にインターンで研修の青年)の「いちばん星紹介」で始まりました。日本語は4ヶ月研修だけと言うが、とても上手に紹介でき、びっくりでした。
 ※オレ青年の写真は「たま憲法集会」などの「バスの一番背の高い青年」で分かります。

 大体私たち「いちばん星」は全て暗譜主義で来ている上に、歌詞は当然ひらがなとはいえ、日本語で書かれていますが、4ヶ月のオレさんが一番早く歌詞も曲も覚えてしまうと言う(27歳で若いからと思っていても)事実は団員一同うらやましい限りでした。さて、肝心の今年の評価は・・・下記の通りでした。次は、7月16日の「平和コンサート」


   「平和をきずく市民のつどい2017」のチラシで発見!2017-07-17



   今年も6月4日に中原区川崎市平和館で開かれました。チラシをスキャンして、初めて気づいたことがありました。

それは、サブタイトルが「川崎核兵器廃絶平和都市宣言35周年記念」と言うことです。
筆者が初めて気づいたのですから、多分いちばん星の人も他の参加者もこのテーマは知らないだろうなと思います。

思い出すと昨年は、ヘイトスピーチ団体がこの日隣接の「中原平和公園」で行進を計画して、数百の市民が集まりこの企てを阻止したことがありました。今年は静かに「平和」に始まりました。

   うれしいことがもう一つ。

各新聞社(読売・産経以外)後援に続いて、「川崎市教育委員会」が後援してくれることになりました。

オマケ:チラシを載せた意味は、演奏の写真だけだと「スタジオ録音」みたいですが、のべ1700人の参加がありました。




第31回憲法フェスティバルに出演するの巻、その12017.7.4


 5月13日土曜に東京の日暮里サニーホールで「第31回憲法フェスティバル」が開かれ、講演に先立つ舞台に私たち「いちばん星」が出演しました。きっかけは実行委員の方が「24回コンサート」を聞きに来られて、第3部の隅谷さんの「誓い」のソロを中心としたプログラムに感動して、出演を依頼されました。私たちも川崎ではそこそこ認知度がありますが、東京と言う「アウェイ」の地で、知名度のない一市民合唱団が出て良いんだろうかという戸惑いがありましたが、「隅谷さんを中心としたプログラム」の自信と「たま憲法フェスティバル」の大合同合唱団の勢いの流れで、出てしまいました。

 30分のステージと言うことで、初めは『その夏をおしえて』、隅谷さんの「語り」と「ナレーション」で『誓い』を歌い、『こわしてはいけない』と『抱きしめよう』で締めくくる構成です。更にアンコールは、笠木透さんの明るい、さわやかな子どもへのメッセージソング『君よ5月の風になれ』(5月の風のように、平和憲法を世界に 広げてくれ!)を歌いました。当日は雨でしたが私たちの歌い出しでは、400席が満席になり、ほっとした気持ちで歌い出しました。続く。




第31回憲法フェスティバルに出演するの巻、その2
2017-07-04





  歌い出して、私が会場を見渡しますと、2列目に漫画家の「ちばてつや」さんが奥様と熱心に聞いていらっしゃる姿が目に入りました。更には、隅谷さんの語りとソロに入ると一番前に今日の講演者の一人の「岸井成格」さんがいらして、 メモを熱心に取っている姿がありました。今回の演奏会では、「誓い」の作曲者の住友紀人さんもメールを通じ、参加する とありましたが、残念ながらお忙しくて、私たちの歌い終わりに見えたので照井代表とともにご挨拶をしました。

 アンコールもあるのかどうか心配しましたが、ちゃんと拍手があり、無事歌うことができました。
  おまけエピソード
 
 「その夏をしえて」の作曲者吉川敏男さんがバスで参加して美声を響かせてくれました。

   
持ってい行ったDVDが4枚も売れたこと。隅谷さんのソロに感動してのことらしい。

  
 ③8月には帰国してしまうドイツ人のオレ・フォワットマンさん(バスの大きい人)や他の方も参加していただき幅広い男声が披露できました。


たま憲法集会と「こわしてはいけない」合唱団      2017-05-06

前回は「合同合唱団」の細かいことばかり書いたので、もう少し大きい目で、この集会と合唱を紹介します。
東京新聞の4月30日の「山本哲正」記者の記事がとてもよく書かれているので、そこから少し引用します。

  「川崎市多摩区の多摩市民館で26日、平和と人権の大切さを訴える「たま憲法集会」が開かれ、市民ら100人で作る合唱団が「こわれそうになっても こわしてはいけない わたしたちの憲法」と歌った。」「集会は、区内3つの9条の会などで作る「たま憲法連絡会」が主催。約630人が来た。」いつもは3~400人規模だと言うのでこれは2倍以上ではないか。

 「今回は、市民合唱団「いちばん星」の約40人を中心に、希望する市民が加わった。」と出てきましたよ、「いちばん星」の名前が。記事は、その後、学生時代のクラス合唱以来という小林さんのコメントを載せている。
「平和憲法が壊されそうな情勢に危機感をもって参加し、「世の中どうなるのかと、日ごろ抱えているストレスが少し発散できた」と結んだ。「発散」だけでなく、メッセージとして「発信」もしているんですが。

 この集会と合唱団のことは、「いちばん星」も入っている「川崎文化会議」の機関誌5月号にも載ります。

:



「こわしてはいけない」合同合唱団てん末記
     2017-04-29






4月26日に終わった「こわしてはいけない」合同合唱団(組曲「こわしてはいけない~無言館を歌う」(窪島誠一郎作詩・作曲池辺晋一郎)のことを4月中に書いておきます。この2か月はこれにかかり切りでした。
事の起こりは、「たま憲法大集会」の文化行事の出演依頼があり、いちばん星だけではステージが小さいかなと言うことで、公募し、いちばん星が40名で他の参加者が50名ほどの90名余りの大きな合唱団スタートです。
 
  2月7日から毎週火曜日と4月2日・22日は特別練習で計13回やりました。(良かったけれど本当に疲れたなあ。)

心の変化を追ってみましょう。①始めは、これが合唱かな(落ち込み)②数回やり、いくら頑張ってもレベルが上がらない(あせり)③中盤は、このままで発表出来るかな(不安)④直前は、何とかなるかなあ(少しほっと)⑤本番では、やったぞ(やり切った感)とこの位かなあ(物足りなさ)の入り混じり。(おまけ:会場と一緒に歌いたかったなあ。)

 やってみて良かったこと①合唱経験のない方を巻き込んで、合唱の楽しさを伝えられ味わえたこと②最後は合唱団としてまとまったこと③山寺先生の指導力といちばん星団員の力が再確認出来たこと。


コンサートの成功を数字とワードで見る             2017-02-20  

今さらですが、このブログも「記録」なので、数字と感想のキーワードでまとめて振り返ります。

 ▽数字編
 ①アンケート総数290枚(会場スペースが927としてみるとすごいですね。ご協力ありがとうございます。)

 ②オープニング「小さな空」=◎ 60% 〇 32% ③「故郷の四季」=◎ 68% 〇 27%

 ④「みんなで歌おう」=◎ 69% 〇 23% ⑤「うたいつぐ平和」ステージ=◎ 68% 〇 7% 

 ▽ワードでは
 良いほうでは「隅谷さんの姿勢・声・言葉の力に感じた」「楽しい・美しい・柔らかく優しく力強い」「故郷の四季は懐かしい・涙」「司会のリード良い」など
 
 反省は「歌詞をはっきり」「ソプラノの音程・高音部分」「パートの声量・音のまとまり」「発声・声出し不足」など。あと一つ、満席はすごいが、バラマキ式でなく一人ひとりに確認してチケットを売りましょう!ということも忘れないで。


またまた大盛況!「いちばん星24回コンサート」終わる 2017-01-13

  9日から、4日が過ぎたけれど、コンサートの余韻が少し残っている。前回書いたように最後の最後まで大変な状態で迎えてしまった。
 本番3日前のゲネプロを終えた時点でまだうまくいかない2曲を残していた。「でなおすうた」と「夕焼け」だ。
 指揮の山寺先生も「この出来では、どうかな」と言われ、我々もしゅんとしていた。がこの2日で各自が相当頑張ったのか本番朝のリハでは緊張感のみなぎった声が出たのだ。本番は、乗せてくれる観客のおかげで(本当に「いちばん星」の客はサッカーのサポーターのように元気をくれるのだ)会場一体となり、盛り上がった感動的なコンサートができたように思う。

 特に想定はしていたが「誓い」のソロの隅谷さんの語りの話と歌は、後ろで何回も聞いているが、じんとする。そこを会場も同じ様に感じてくれて、涙する人や拍手に表れていた。それが又我々に返ってくるのだ。で肝心の2曲はと言うと「でなおすうた」はそれなりの迫力は出せたと思うが、「夕焼け」はしみじみと胸にしみる感じが出るまであと少しかなと言う所でした。

 ただこのコンサートを聴いて、入団希望が2名あったのは素晴らしい。その人達のことは、次回に書きたい。入るといいなあ。


気が付くともう12月。勝負の月! 2016.12.1

   気がつくと11月も終わり、コンサート直前の1か月。仕上がり状態は、先生はまだ7~8割と厳しい指摘。あと1月で仕上げないと来年は、6日がゲネプロで9日が本番。と余裕がないです。

  今回は、昨年のような「海の祈り」組曲のような初演の曲がないので、スローペースで来た気がします。しかしここへ来て、第3部は、両極端の「歌唱力」が必要とされることに頭を抱えています。「その夏を教えて」「クスノキ」「初心のうた」「でなおすうた」などの迫力を持って内容を伝えることと「夕焼け」「その手の中に」の静かな中にあるメッセージを伝えるハーモニーの力です。
  特に、間に「隅谷さんの語り」と「誓い」が入っているのでこの違いがはっきりしています。
  ここで気持ちの切り替えができるという演者にとっては良いこともあるのですが。とにかく、この困難を乗り越え、コンサート「成功」を目指しかないなあ。 腹くくろう。

*1月9日の2時半開演です。開場は1時45分。毎年混むのでお早目に。


23年を祝う会、なぜ20周年でないの 2 2016-10-21

                                              

 今回は、間が空いてしまいましたが前回載せられなかった写真を載せて終わります。

 ちょっとあっさりなのでおまけ。

 その1:来年1月9日(月・祝)24回コンサートのテーマです。「うたいつぐ平和」です。
 
 その2:10月29日(土)1時45分から、昭和音楽大学北校舎(小田急線新百合ヶ丘駅北口1分)5階「生田うたごえひろば」に参加。第2部に出ます。混声4部「ふるさとの四季」から「故郷」「春の小川」「鯉のぼり」「夏は来ぬ」「村祭」「冬景色」「故郷」。 山寺先生の歌もあるかも。お楽しみに。
 

創立23年を祝う会。なぜ20周年ではないの 1 2016-10-14



 
 
ずばり、それは「記念誌」が23周年誌だからです。普通は20年で出す所、時間をかけた丁寧な編集でこうなりました。(ただ、ここ3年間の活動も中味が濃いものでした。)
 今回は大々的ではなく、ご招待の人たちは本当にごく親しい人に絞られました。
   創立時の指導者で市民合唱団のきっかけを作って頂いた作曲家大西進先生。元合唱団の代表を長く務められた山本武彦さん。陰になり日向になり、励まし続けてくれた明大講師の渡辺賢二さん。
 (当日は都合で欠席された方々)組曲「海の祈り」を提供して頂き、団の質を高めてくださった作曲家浅岡真木子さん。演奏会の名ナレーターの城内三枝子さん。演奏会の舞台演出家の岡部真一郎さん。団の熱烈なファンで応援団長の元小学校教師で歴史研究者の佐々木勝男さん。


凸凹しながらも前進しているいちばん星!            2016-08-27

 ちょっと「夏合宿」に触れます。7月30日~8月1日に伊豆富戸の「一本の鉛筆」で例年通り行なわれ、2日目の夜の親睦会までは順調でした。が、その夜騒ぎ過ぎた人々が最終日の練習で声が出なかったことで先生より「お叱り」を受けてしまったのです。更に「一本の鉛筆」の合宿が諸事情で出来なくなり、来年度は新たに伊豆湯河原で新規まき直しとなる変化があります。

 さて「23年記念誌」を出したことでいくつか変化が起きました。その一つは、9月18日に親しい人と団員でささやかなお祝いの会を開くことになり、今準備が進んでいます。もう一つは、「川崎文化会議」の幹事会で「神奈川県弁護士会人権賞」に「いちばん星を推薦しよう」と言うことになったことです。

 こうして、でこぼこしながらも少しづつ前進しているのが「いちばん星」です。


同日開催は大変だった。                                  2016-08-26

 思い出しても(8月下旬なので)良くやったなあと思う。朝9時に「ミューザ川崎」前に集合して近くの公園で藪蚊に刺されながら「発声練習」。Dブロックの終わりの方なので出番は13時と遅い。「その夏を教えて」と「誓い」歌う。(ゆっくりだと7分ギリギリなので、「その夏」をアップテンポで歌う)

  うれしかったのは、「誓い」の隅谷さんが良い出来で、山寺先生の知人の指揮者に誉められたこと、「その夏を教えて」の後に拍手が来たこと。(普通は、全部終えて拍手が来る)各自で昼食を食べて、中原平和公園に集合。西日がきついステージでリハーサル、本番はラストなのでここでゆっくり出来た。

  「その夏を教えて」と「クスノキ」合唱。ああ長い一日が終わった。
この後打ち上げに行った人は、さぞおいしく飲んだことでしょう。(筆者は家でシャワーを浴びていた。)      ※おまけに「講評」を付けます。




被爆2世のクスノキ・青桐が平和館の裏に!2016-08-25

                                      
 実は、今この記事書いているのは、8月下旬。あっという間の2か月。サボっていたなあ。

  日本史上の大きな出来事もあったしと言うことで、気を取り直して6月をまず振り返ります。 大騒ぎの6月5日、この日もう一つ発見がありました。それは、中原平和館の裏手に「長崎の被爆クスノキの2世」が植樹されていること。更に「ヒロシマの被爆青桐の2世」も。このことを館長から聞きました。ちゃんと見たのは、団員の大原さんだけですが。この写真は後日のです。

 次の目標は、7月18日の「ミューザ川崎の市民合唱祭」と同日夜の「平和公園コンサート」。

  同日ですよ。さあ大変。どうなることか、で次回また。









忘れられない6月5日の平和のつどいの歌     2016-06-20




 この日は、始まる前から心が騒いでいました。何故なら、すぐ隣の公園であの「ヘイトスピーチ」団体がデモ行進する許可を「神奈川県警」から取ったこと、で「反ヘイトスピーチ」の団体が集まると言うことで、騒然とすることが予想されたからです。それも時間が「いちばん星」の出演中です。と言っても私たちはひたすら歌を歌いました。94歳の隅谷さんの独唱で「誓い」「その手の中に」「その夏を教えて」と熱唱しました。

   ただ観客が少ないなあと思いましたが。その後弁護士さんが来て「ヘイトデモ」は多数の反対の市民の力で追い出して10m進んで中止に追い込んだと緊急報告がありました。ちょうどデモが始まる前に来た妻に、すごい人で会館に来るのが大変だったよと聞かされ、夜のニュースを見てびっくりしました。5月にヘイトスピーチ解消法が成立し、川崎市長の公園の使用不許可と市民の力が抑えたのですね。
   私見ですが、「表現の自由」は音楽活動をしている私たちは命の次に大切ですが、ヘイトスピーチは言葉の暴力(死ね・日本から出て行け)ですから、これには該当しないのではと思います。


いちばん星23年記念誌が素敵!             2016-05-23


 ようやく「23周年記念誌」が出ました。なぜ20年でなく23年。20年から時間をかけていたら3年が経ったと言うことらしい。
 でもおかげでここ3年以内入団者も(このブログの筆者も)記事に取り上げられると言う素晴らしい?おまけがつきました。
それもあってじっくり何回も読んでみました。とにかく素敵なのは、この合唱団は「只者ではない」と言うことが紙面から伝ってきます。これは「自画自賛」ではありません。その証拠を上げましょう。

 1つは1992年の12月23日に10人で結成されたのですが、たった1年目で、翌年12月に市民・子どもたちに呼びかけ何と200人もの合同合唱団を作って1回目の演奏会を成功させているのです。そんなパワーがある合唱団聞いたことありますか。

それからも「すごい」の連続ですが紙面尽きたのでまた次回に。あ、800円で購入できるそうです。1冊どうですか。


他の合唱団に出てみて思う(その2)     2016-05-19

   ささやかな体験のその2であるが、まとめてみると「当たり前だな」と言う思いがして、書くことに躊躇がありましたが、その1の続きとして、終わらせるつもりで書きます。

 トルストイの有名な「幸せな家族は、どれも似ているが、不幸せな家族は、それぞれ違っている。」の言葉とは逆に、合唱団と言う「幸せな家族」は本当に色々あるなあということです。練習前の「体ほぐし」や「発声練習」など、したことのない、目新しい動きや声の出し方などかなり違う。どう違うのかを伝えたいけれど、でうまくできないので省略。

   とにかく違うんです。何より、練習の時の指揮者と本番の指揮者が違う人なのが普通で、「いちばん星」はそれが同じと言うことは恵まれているらしいことも教えられました。

 最後にしまらない文章を閉めるにあたり、残念だなと思ったことをのべます。1つは、個人的達成感は、あったけれど各自がそれぞれ頑張るだけでパートとして、合唱団全体としてのやった感がないということ。2つは、いつも同じメンバーがいない、つまり全員そろうことがないのでこれも一体感が持ちにくい。お互いがお互いを刺激し合えない。励ましたり、注意したりとか。やはり「合同の合唱団」はここらあたりが限界ですかね。


他の合唱団に出てみて思う。(その1)2016-04-28

前回の続き。韓国バンド「サム・トゥッ・ソリ」の横浜公演の「歓迎合唱団」に誘われ、練習する中で、いくつか衝撃的な思いがありました。その一つ。

 指揮者二人(岩本達明・中村拓紀先生)に教わり、その指導性の違いを知り、大いに学びました。ざっくりいうと・・・
・岩本先生は「熱情(情熱以上)的指導」:従って、こちらも全力を出さざるを得ないので練習終わりは、「くたくた」になる。始まりとは別の合唱団になっていた。

・中村先生は、「どこまでも優しい指導」:失敗やへたなリズム取りなどあっても、とにかく「優しく丁寧に」直してくれる。いつの間にか最後は、きちんと歌っています。

 では、わが合唱団、山寺圭子先生はと言うと「どこまでも表現(詞や音の流れ)にこだわる指導」:書かれている詞の意味や響きを大切にし、それを音とともにどう表現するかに徹底的にこだわる指導です。ご自分がソプラノ歌手であることで歌への思いと厳しさを合唱にも、求めているのだと思います。
その高い理想に向けて、私たちも一歩一歩、歩んでいるつもりですが、中々私たちは、追い付いていないですね。

あっと言う間の1か月余り 2016-04-28

今回は、ブログ担当者の私事ですいませんが、この1か月は、あっという間でした。

 ① 19日エポック中原で「川崎9条の会10周年記念行事」マードレ(幸区の新婦人合唱団)と合同合唱団で出席。
   「誓い」「あの日の授業」「君よ5月の風になれ」を歌い好評。
 
 ② 22日総会に向けて総括文書の収集と整理とページ割の見本冊子の編集作業。23日総会(宝珍楼・会議室)。
 
 ③ 24日「第34回中原平和公園コンサート」の実行委員会。→ 7月18日(月・「海の日」)に決定。
 
 ④ 26日「サム・トゥッ・ソリ」の横浜公演の歓迎合唱団の練習の最後の日。
 
 ⑤ 4月5日「サム・トゥッ・ソリ」の横浜公演の歓迎合唱団の本番出演。
 
 ⑥ 22日川崎文化会議出席・23日「春のレクリエーション」企画と引率。

  と忙しく(④と⑤は個人的に特に)、このブログも久しぶりになりました。

24回コンサートへ始動(3)福山雅治を歌う!             2016-03-16

  23回コンサートで、桑田佳祐さんの「平和の琉歌」と言う沖縄の米軍基地は平和と一致しないよと言う歌を歌いましたが、日本のミュージシャンもテレビでは出ない日本の現実批判の歌を作り歌っていることが分かりました。今度もそうです。福山雅治さんの「クスノキ」と言う歌がそうです。これを加集希世子さんが合唱曲に編曲したものを歌う予定です。長崎の原爆投下の後に「クスノキ」が「片足になった鳥居」と共に岡の上で幾百年経とうとも焼かれようとも「わが魂は、この土に根ざして奪われはしない」と言う荘厳な人間に向けての「生」の営みと「持続する意志」の永遠性と強さを歌っています。歌い方としては、この合唱曲はソプラノだけでなく、内声のアルトやテノールとバスの力強さも求められています。


24回コンサートへ始動(2)合唱(歌を歌うこと)と憲法           2016-03-16
 その詩です。

    せめて、
 せめてです。

 せめて吾々が
 平和憲法を
 守り抜かなければ、
 愚かな戦争で
 死んだ人たちの
 魂は
 安らかに眠れません。

 それが
 誓いであり、
 手向けです。
             (詞:木下恵介 曲:住友紀人)

 これを今年95歳になる隅谷嘉造さんのソロと全員のユニゾンで歌います。結構聞かせますよ。また次回。


24回コンサートへ始動(1)合唱(歌を歌うこと)と憲法    2016-03-16
 今国会では、岸信介氏の孫の安倍晋三氏が「私の任期中に憲法改正したい」と言っていますが、皆様いかがですか。

この人の御かげで、あまり読むことのない憲法を又読んでしましました。第99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と。あれ!この人は「尊重」していない上に「擁護」もしていない。二重に違反していますよ。まして今年は憲法公布70年と言う節目の大事な年ですよね。

 と言うこともあり、私の合唱団では、今年は、この憲法と合唱(歌を歌うこと)を考えることにしました。
私達が大事にしている歌に、映画監督だった木下恵介氏の「誓い」と言う歌があります。以下次回。

23回コンサート感動の言葉を受け止めると(3) 2016-01-31

 第3部は、これまでいちばん星が歌ってきた財産ともいうべき「沖縄の歌」と新たな歌を少し付け加え「沖縄の歴史」に沿って構成してみました。更に、ただ歌を並べるだけでは、変化がないので詩の朗読を入れてみようと言うことになりました。いくつか上がった候補の中で「へいわってすてきだね」と言う素朴な子どもの詩が選ばれ、それなら読み手は、大人が読むより、同じ子どもにしてみたらと企画しました。
 更に、私たち合唱団が沖縄の人の気持ちにどこまで近づき、寄り添えるかなどが大事な点としてありました。

 評価を見ると好意的には「沖縄のメッセージが届いた」「涙が出て止まらなかった」「子どもの絵本の朗読が素晴らしかった」とほぼこちらの意図が伝わったと思う声が聞こえました。

 いくつかあった感想の中で、気になったのは「大変きれいにまとまった合唱」でも「沖縄の嘆きはもっと悲嘆と怒りに満ちている」と「もう1~2曲知ってる曲があったら良かった。」などは「歌う心」と「選曲」の難しさを知りました。
 全部を通して「各パートがそろい、声が若くなった。昨年は(伸ばしていると)音が下がったが今年は安心して聞けた」。
 しかし、1部は「言葉が分かりにくい」「言葉が聞き取りにくい」などの厳しい指摘がありました。

   これらを含めてCDを聞き直して、どの点か反省して直して行きたいと思いました。

   5日実行委員「反省会」・3月22日「総会」で。
 




23回コンサート感動の言葉を受け止めると(2) 2016-01-30

   続いて第2部は「みな歌」。今年は昨年と違い「歌声喫茶」風から「パートナーソングを歌う」(3つ位の別歌を会場を3分して歌いあうもの)「赤とんぼ」「ふるさと」「冬景色」。そこに合唱団が「喜びの歌」を混ぜる。
   リーダーで指揮を振るった 吉田さんは、練習から段取りややり方を何回も修正して本当にご苦労様でした。僕なら途中でこの位でいいやといてしまう所 納得いくまでやり直して本番を仕上げました。

 「楽しいアイデア」「楽しめるひと時」と言う好意的感想と共に「難しく、楽しめない」「いつものようにみんなと歌いたい」と言う声も寄せられた。特に「合唱団の歌う『ベートーベン』が聞こえない」はショック。

 「みな歌」担当としては、意気込んで挑戦したのですが、次回に向けて、検討・改良の余地がありますね。


3部は、また次回で

23回コンサート感動の言葉を受け止めると(1) 2016-01-29

1部はいわゆる合唱曲に挑戦して、いちばん星の「成長」を披露するステージです。組曲「海の祈り」は、どれも歌い方が違うもので、大変な上、4曲目の「砂嵐」で力を出し切った所で大曲の「海の祈り」が来ると言う極めて厳しい構成です。

   作詞者木下宣子さん「海の祈りを混声合唱に育てていただき感謝です。ひとつ、ひとつの曲が感動でした。」
  
   作曲者の朝岡真木子さん「12月のレッスンの時から比べてさらに前進したのが分かりました。全体のテンポもそれぞれ心地よかったです。また取り上げていただき、深めて行っていただきたいです。 砂嵐が好きです。」

  このお二方の言葉を勝手に受けとめると、
 ・木下さん=女声合唱から混声合唱に広がり、それぞれの詩が深まりました。
 ・朝岡さん=テンポなど歌い方にずいぶん進歩の跡が見られるが、まだまだ深められますね。 となります。

 ※おまけ、合唱に慣れてない知人は、「組曲より『瑠璃色の地球』」の方が分かりやすく親しめたな」と。



23回コンサート超満員ありがとう! 2016-01-23


   コンサートで驚くのは、開場1時間50分前にもかかわらず、入り口に並ぶ人が幾人もいるという事実です。こちらはリハーサル中なのですが入り口を見てびっくりです。更に事前売りのチケットは完売し、当日券も売り切れ、招待者用の欠席した席も埋めたという盛況ぶりです。このアマチュアにして、この「人気」は何だろう。言えるのは三つあります。

 1つは、観客と団員とのつながりが強いこと。友人・親戚・教え子・色々な所での知り合い・合唱仲間などとにかく団員は活動範囲と分野が広く多様な人が多いことが言えます。
   2つは、そのことと相まって「熱烈なファン」になってリピート率が高いことですね。1回聞くとまた来年と昔の「寅さん映画」のように「暮れやお正月の行事」にしているということ。
   3つは、更にずっと良く聞いてくれているので、昨年や以前と比べて今年の進歩や欠点などを団員に伝えてくれ、これが励みや奮起になっていることです。

 「唯聞かせる」質の高い合唱団ではなく、観客と同じ位の歌唱力でもなく、それより「少し高い」所を目指そうと言う姿勢も惹きつけている点ではないかなと思います。

  以上「感想アンケート」と「団の感想会」と私の身の回りの感想から 分析してみました。

  で肝心のコンサートの中味は、またまた次回で。

今年はすごい年だ!いよいよコンサート!! 2016-01-06

 2016年が明けました。「定年時代」と言う新聞の「2016年はどんな年」と言うタイトルの東山光佑さんの九星占いでは、「九星では、二黒土星で『庶民が主役の年』『庶民が試練にさらされる年』で、前回の「二黒土星」の年は、「第1次安倍政権崩壊」と「天安門事件・ベルリンの壁崩壊」があり、「大衆が政治を大きく動かした年」だそうです。
 この占いは、すごいですね。その年の初めに我が「いちばん星」はコンサートを開く。何か張り切りたくなります。 まずは、9日のリハーサルをがんばろうと思いました。 次回はコンサートの様子をお知らせします。 (下)

会場の抽選は、心臓に悪いよ!!                           2015-12-02 

 昨年まで行かれたT氏の代理で出かけた。遅刻は入場できないとうかがって、いつもより早目に布団に入った。
当選を願う団員の思いを考え、中々寝付けず、寝不足で会場入りした。ドア外に置かれた「説明留意点」の用紙を読む。準備・リハを入れると3枚書けと言うことでムム面倒だという思いがわく。最後に「はずれの時のキャンセル待ち」の項目に「このことは聞いてない」とパニックになり携帯をかけまくり「しなくても良い」と分かり、ほっとした時に開場され、あわてて入場する。

 ピンク用紙(3回利用)をもらい記入。数人の担当が回収し、前の日付入りのボードに張つけ始める。同じ日に何枚か張られたり、空白や1枚だけなどが見え倍率にドキドキする。案の定希望日の23日は、最多の6枚だった。
更にショックなことに「複数日希望の方は、1つでも外れると全てだめ」と言われ「もう無理」と心臓が痛む。
 1枚を0の所に移動してもらう。1日から順に抽選始る。初めは引く順のくじ、次にその順で本選。リハのくじは2人引く順は1が出たので「えいやっと」引くと当たりの赤玉。次々に日付が下りいよいよ本番当日の23日の抽選。
6人が引き、又もや1番を引く。これはあるかなと思ったが、気合を入れて取った球は、白で、はずれ。終わった。

異常な緊張は緩和されたが、妙な興奮は家に帰っても続いた。結果を代表のTさんに伝え「ご苦労様」とねぎらわれ、
ようやく心が落ち着き、と同時に残念さが湧いてきた。

 まとめ
  (その1)抽選がこんなに大変とは思わなかった。
  (その2)今まで抽選に行った方達は偉かった。
  (その3)良く12月23日を引き当てたなあ
  (その4)そもそも市民が使える「施設」が少な過ぎる(怒り)!!

シルバーウィーク中に強化練習とは・・やるぞ!                       2015-10-03
9月に入って、安保法案も毎日その欠陥や自衛隊幹部の先走り発言などどんどんぼろが出ていくがあっと言う間に参議院で可決。ついに民衆の声は無視されたという事態になっってしまった。私たちは、これからどうしていくべきかと考えなくてはならないですね。

 さて強化練習です。世間のシルバーウィーク騒ぎはよそに、こちらは合唱に打ち込む日々です。
  第3部の沖縄のステージは、段々どの曲も仕上がりつつある中で、やはり1部の組曲「海の祈り」はまだまだよちよちレベルです。いちばん星のすごさは最後には何とかしてしまうと言うことが分かっていますが。(過去のコンサートで)

  それにしても今回はまだまだ。各パートが出来つつあるがまだ不安定なので、当たり前ですが、合わせてみると全体のハーモニーや曲想がまだ出来てきていません。団員よ団結せよ!と叫んでしまいます。   (下)

閑話休題、シールズの「コール」を考える。 2015-10-03

 今回は「閑話休題」。シールズのあの「コール」を考えてみる。
 
  10日に合宿が終わってからも30度越えの暑さは容赦なく続いて、中々合宿の復習や練習に集中ができない日々。
  一方で国会が安保法案審議が連日報道され、質問に答えない答弁やちぐはぐの答弁などで深まらず、「憲法違反」なのに、なぜ審議できるのか分からないまま、強行採決。どうなるのと思っているとどんどん日にちが経ち居てもたってもいられなくて、国会前に知人と行ってみる。今、旬の「SEALDS」が国会議員に届けとばかりに大音量のスピーカーであの有名になったラップ調の「コール」をやっていて、近づくと鼓膜が破れそうなので耳にティッシュを詰めて「コール」。僕は、明日が練習と言うことを考えて?喉を嗄らさないようにした。でも違う人もいた。喉が嗄れるまで叫んで、翌日は、喉が痛かったという人も団員の中に。
  このラップ調「コール」は昔の「シュプレヒコール」より、フレーズが短かく、リズムが良く、またリーダーの叫ぶ方も全力で声を振り絞るのでリズムと共に体の血が騒ぎ、ロックコンサートに来ているようになる。私たち、昭和歌謡・フォークソング世代は始めは、ついていくのが大変だったが。楽しくなる。

  気づくと毎日雨が降り続き、まるで晩秋のような寒さになっていた。何だろうこの夏は。  (下)
 



「青い空は」のCDができましたあ! 2015-08-03 
 レコーディングのことを書く前に、CDが完成して、団員の手元に配られました。その構成と私の感想を言うと・・・

 1は、100人からなる混声2部合唱。迫力と歌声的親しみ。2、4は共に、チェロの2重奏で低音の響きが心を打ちます。 3は、デュークエイセスさん、3番の軽やかさがノリノリになる。5はクミコさんが歌うとやはりシャンソン風で心にじわっと沁みて来る。
 6は、ナターシャ・グジーさんで澄んだ歌声で風が吹くように沁みてくる。ウクライナ語の歌も良いなあ。
 7は、子ども一緒で、ちょうちょが入ったり、明るい歌声が「賛否」を呼ぶかも知れない。
 8は、とりと言うことか?我が「いちばん星」の混声4部合唱。レコーディングの時の緊張感と歌い上げた感動が甦り、それが伝わって来て、客観的に批評できないですが、中々良いんじゃないですか。確かめたい方は是非購入をして下さい。

 申し込みは、この「いちばん星」に直接メールか、音楽センター(03-3200-0104)にどうぞ。定価2000円です。
 さらに興味を持った人は、ブックレット『「青い空は」を知っていますか」』(1000円)もあります。

 レコーディングのエピソードを3つほど:
  ①10回は歌ったかな、これ以上無理と思ったらOK出たのがうれしかったなあ

  ②歌い終わっても、10秒ほど動けなかったのが緊張したなあ

  ③何回目かの取り直しの時、お腹がぐうとなった人がいたなあ
  
 おまけ:7月19日(日)川崎市中原区の「第33回平和公園コンサート」今日の暑さの前触れのような暑い1日でした。
 「キセンバル」と「島唄」を歌い、全体合唱でも練習した2部合唱の「原爆許すまじ」も歌い上げました。
  

戦争の惨禍を再び繰り返さないよう願う市民の反核運動のなかで生まれた名曲「青い空は」(作詞:小森香子 作曲:大西進)が、被爆そして終戦から70年の節目に、新たなアレンジ、さまざまなアーティスト・演奏家により新たな息吹で奏でられました。今の時代にこそ、すべての世代にあらためて聴いていただきたい一枚です。

「青い空は」に託した8編のメッセージを、ぜひお聴き下さい。

参加アーティスト:大西進(指揮)、井上鑑(プロデュース、編曲、プログラミング、演奏)、デュークエイセス、クミコ、ナターシャ・グジー(バンドゥーラ、ボーカル)、中田有・迫本章(チェロ)、親子ばとコーラス、合唱団いちばん星、「青い空は」レコーディング合唱団


「青い空は」は、気持ちが入り過ぎた! 2015-07-03

 早いもので、前回「1年で一番忙しい6月が来た!」と叫んでから、あっという間に7月になってしまいました。

 それぞれのご報告を。まず「平和をきずく市民のつどい」でのコンサートは、「キセンバル」は普通にうまく歌えました。

  問題は「青い空は」です。この歌は、気持ちが入って歌いました。それが裏目に出て、特に3番の「総ての国からいくさの火を消して」辺りから「入り過ぎて」続く「平和と愛と友情の」そして「命の輝きを」とソプラノ・アルトが歌い、テノール・バスが続いて「命の輝きを」と歌うのに、何とテノールは、ずれないで女声と一緒に歌ってしまったのでした。後で山寺先生から「急にテノールが聞こえなくなった」と言われたのはこう言うことでした。はっと気づいたのが次の「この固い握手と」でここからは何とかハーモーニーに戻り、最後の「歌声に込めて」・「歌声に込めて!!」は歌い切りましたが。
  でも会場の知り合いに感想を聞いた所「この歌は良く知っていたけれど、こういう風に歌うんだ、新鮮な感動があった。」と言われて、山寺先生からも知り合いから「とても感動した」と言う感想をもらったと後で聞いて、「気持ち」は伝わったんだなと少しほっとしました。レコーディングに向けて修正点も分かり、かえって良かったかなと前向きに(?)考えました。

 おまけ、この日の午後の講演は、いまや日本で知らない人がない憲法学者「小林節慶大名誉教授」でした。会場が人であふれたのは会始まって以来ではないでしょうか。250部のレジメがたりなくなったというのですから。実は、この会の前の4日に国会の憲法審査会で参考人の憲法学者3人がそろって「戦争法案(特に集団的自衛権)は違憲」と言ったんです。最も一番有名になったのは、自民党推薦の長谷部恭男早大教授でした。3人そろって「違憲」と言ったのが日本中に衝撃を与えました。その余波がこの講演会にも及んだのです。素朴に思いますが、「憲法違反」の「法案」を審議して何の意味があるんでしょうかね。それに、小林節さんが合憲は3人で、200人以上の憲法学者が「違憲」としていると講演で述べましたが、その後この数字がぴったり合っているのに驚きましたね。

では次回はレコーディングです。


1年で一番忙しい6月が来たぁ。                                 2015-06-03

 タイトルで叫んでしまいましたが、本当にこの6月は忙しい。

 まず7日(日)が『平和をきずく市民のつどい』(川崎市平和館10時から)の11時に出演。曲は、「きせんばる」と「青い空は」。
 9日(火)が前回お知らせしたCD録音日(ミューザ川崎)。曲は当然のごとく、「青い空は」。
 28日(日)は、『川崎市合唱祭』(ミューザ川崎)出演。曲は「美ら歌」と「チビチリガマ」。

 一月に3つも演奏会があるのはめったにないですが、良く考えると昨年もCD録音の所に母親大会の合唱練習があった。

 余ったので、前にほおっておいた沖縄の歌の解説の続きです。

 ・「島唄」詞・曲 宮沢 和史=

   僕は「風になりたい」のTHE BOOMの歌で、流行したなあと言うことしか知らず、しかも沖縄の「失恋」の歌と言うイメージでした。しかし調べてみると作者自らが「朝日新聞」のコラムに載せていると言うのを孫引きさせてもらう。
 「『島唄』は、本当はたったひとりのおばあさんに聴いてもらいたくて作った歌だ。」と語り始める。
 このおばあさんが『ひめゆり学徒隊』の生き残りで彼女から、本土決戦の『捨石』とされた沖縄の地上戦ので住民の膨大な犠牲の話、特に捕虜を恐れ肉親同士が殺し合う事実を聞かされ、その事実に無知な自分に「怒りさえ覚えた」と言う。これがこの歌ができる動機だったのだ。

 更に『ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら』の歌詞は、失恋の別れでなく、『ガマの中で自決した2人を歌った部分』と言うくだりを読んだ時は、がーんと頭をぶんなぐられた思いだった。

 そうかそういう歌だったか。この二人の無念さの深い思いをどう表現して歌えば良いのか。出来るか?

 他の歌もそうだが、ますますこの思いが伝わるように表現したいと思った。まず手始めに、このことを知らないだろう、他の団員に伝えたい。

CD録音が「喜び」から「歌う厳しさ」に変わる! 2015-05-17

CD録音が「喜び」から「歌う厳しさ」に変わりました。

まず5・6月の練習日程に1曲加わったという量的問題だけでなく、質的に高まらなくてはと言う課題が突きつけられているからですね。
とうとう先週の練習に作曲者の大西進先生が来られて、何と目の前で練習と言うことになりました。
更に大西先生の話をうかがい、この歌を歌うことの「重さ」がびしっと心に来ました。

「僕は、60周年で集大成をして隠居するつもりだった。それがここ10年でどんどん時代が危ない方向になって、これは今何とかしないと言う気持ちになり、今回のCD企画を立ちあげました。又8月に70周年コンサートを開きます。」
「この歌で特に意識して強く歌ってもらいたいのは、《燃える8月》と命の重みを《子どもらに伝えたい》と言う所です。」
「今忘れかけている被爆者の心と体の痛みを歌い手が感じて、伝えてもらいたいと言うことです。」と言うようなことを熱く語られました。
あとわずかでこの域に達せられることができるか少し自信がなくなり、その後の練習での山寺先生の「ダメ出し」が厳しくて、正直、更に、へこたれそうになりました。しかし、時間はない、やるしかないと皆覚悟が固まったのではないでしょうか。
覚悟が決まる所からが「いちばん星」の強い所です。 下田)

ビッグニュース!!「いちばん星」CDデビュー!!      2015-04-28
今年は、戦後70年ですがそれは被爆後70年でもあり,沖縄戦70年でもあります。そのことを忘れないように大事にしていくことが私たちの役割です。

 そこで、飛び込んだこのビッグなニュースは「青い空は」のCD録音に出演するということです。しかもその他に「クミコさん」「デュークエイセス」「ナターシャ・グジーさん」(予)などの著名な方々の中に混じって合唱部門で歌うということです。

 何故、沢山上手な合唱団がある中で「いちばん星」が選ばれたかと言うと、この「青い空は」は作詞が小森香子さん、作曲が大西進さんです。大西進さんは、「いちばん星」創設初期の時代の指揮と指導者でしたが、その縁だけでなく、大西さんが混成4部にした時の初演を担ったのが「いちばん星」と言うわけです。
(小森香子さんは、全国9条の会の事務局長で、夏目漱石研究や近代文学研究のあの小森陽一さんのお母さんです。)
 
 この歌は、副題を「鳥たちへの歌」と言って(知らなかったなあ)、1971年第17回原水爆禁止世界大会で発表された第2の「原爆許すまじ」と言われています。 「原爆許すまじ」は、7月19日(日)に川崎市中原の「第33回平和公園コンサート」の全員合唱として歌いますが、この歌の由来も面白いのですがそれは又に。

 今回は、特別ニュースをお知らせしたので、次回は沖縄の歌の続きです。(下田)

このブログも読まれているのだなあ?!                         2015-04-15

 今回はうれしいブログです。14日の練習の時に、団長の照井さんと副団長の安並さんが取材を受けるということがありました。そのきっかけがこのブログで、来年23回コンサートのテーマの一つに「沖縄」をやるということで、
取材に訪れたようです。 このブログが社会に認識された(大げさか)と言うことは、うれしいですね。

 そこで今回は、「いちばん星」が練習している「沖縄関連の歌」の簡単な解説をしましょう。
 ①「美ら歌」=作詞「いがらしのりこ」さんに、作曲は、あの名曲「風よ故郷は」(福島の原発にあった人々が「ささやかな人生を壊されたことからの故郷への強い思いと嘆きと怒りを歌い上げた歌」)の「安広真理」さん。
今回は、戦争によって命を奪われた父や母が国を超えて時代を超えて「命を守る」うたごえが美しい空や海を渡って行ってほしいと言う思いを込めた歌です。初め混声2部だったのですが、「いちばん星」のために、お願いして混声4部にしていただきました。(それで今覚え直ししています。)

 ②「チビチリガマ」(金城実さんの作詞)で作曲が「小室 等」さん。とてもきれいなメロディなのですが、詞の内容は、とても重い。沖縄戦の時、米軍上陸があり、指揮を執っていた軍人の命令で「チビチリガマ」にいた141名の村人たちのうち「83名が集団自決」をしたことを追悼した歌です。6割が18歳以下の子どもと言うことと1キロ離れた隣の「シムクガマ」では、1000人の人が 隠れていましたが指導者の判断で皆投降し、一人も死ななかったという事実と比べて、「悲惨さ」が際立って胸を打ちます。

 ③「喜瀬武原」(詞・曲 海勢頭 豊さん)。「きせんばる」と聞いたとき何だろうと思いました。漢字を見て、原っぱと分かりました。曲自体は、強い悲しみや嘆きが感じられましが、詞の成り立ちを知り、びっくりでした。
1974年米軍が県道104号線を封鎖して、生活の場を無視して、155ミリ砲の実弾演習を勝手に行ったことへの抗議し、銃に脅されながら抗議活動を行い、演習地に潜入して「のろし」を上げたり、何回も阻止したが、結局逮捕され、裁判になり執行猶予付の有罪判決が下ったまま、1983年終結しています。

  以下続く。 


2015総会が17日に開かれ、意見が活発にでました。 2015-04-02

 2015年度の総会が3月17日ノクティの第5会議室で開かれました。在籍41名で25名+委任状7名=32名の参加で成立しました。(途中ざっと数えたら、34名出席していました。)
 今回も「いちばん星」らしく、活発に意見が出され、予定時間をオーバーしてしまい、議題が一つ次回回しになってしまいました。

 さて何が話されたのかポイントを絞って、まとめるとこんなでした。
 (1)昨年はとても大変な年でした。
  ①振り付けをして「歌いながら踊る」と言うことでの初めての試みを全員がやりぬいた
こと。ソプラノ・テノールの人数減にめげずに団結して頑張りぬいたこと。
  ②一番の問題は、「選曲」で「歌いたくない歌」があった場合の「取る態度」でした。各自の自由と言うことで、休団・退団も出てしまいましたが、異なる意見があった場合の「民主主義」が試されました。議論を尽くした上でみんなで決めて事を守っていく、可否の反省はやってみた上で検討すると言う事が確認されました。

 ここからは、個人的意見ですが、この曲なら歌う、歌わないでやると「団」のまとまりがなくなり、今度これをやるから集まると言う「その時々の合唱」集団になって、崩壊してしまう危険があります。如何でしょうか。

 (2)22回コンサートは、一言では「大成功」で良いのですが、細かく見ると
  ①構成の問題で第1部が短く、第2部の「みな歌」が倍ぐらい長くなったこと
  ②第2部の「みな歌」をコーナーからステージにして「格上げ」し、一部でなく、全員参加にしてはと言う反省と提案が話され、その方向が承認されました。
 ③「大成功」の中味は、チケットを売り切ったこと。アンケートや直接の声で熱い共感や高い評価がたくさん寄せられたことからです。

 (3)今年の計画で、一番厳しいのは「財政」です。今までは割と悩むことが少なかったことも(練習場の費用・合宿補助レッスン費用など)、退団者(病気療養など増えた)ため厳しい「予算」になり、復活折衝?など意見がでました。そのため、「団員を増やそう」「もっと宣伝したら」など積極的意見が出ました。

そんなこんなであっという間に時間が来て、「20周年史」の議題は、次回の練習日にやることになってしまいました。
(下田)

 ※23回コンサートの企画は、やはり第3部「沖縄をテーマに」と言うことで、前回の候補曲の他に「島唄」「芭蕉布」
「心つないで」などなどがあがっています。

 

23回コンサートに向けて始動 2015-03-06

  感動の22回コンサートから2か月弱がたちました。1か月位は、少し「虚脱」状態でしたが、ようやく今次に向けて、心が向かい始めています。コンサート後、1月から2月初めにかけては、心を安らげるように(先生が考えてくれたのかな?)「木を植える」(詩:谷川俊太郎 曲:木下牧子)と「美ら歌」(詞:いがらしのりこ 曲:安広真理)、それから「夕焼け」(詩:高田敏子 曲:信長貴富)を歌いました。今は、「喜瀬武原(キセンバル)」(詩・曲:海勢頭 豊)と「チビチリガマ」(詞:金城 実曲:小室 等)を歌い始めています。この流れを見て、勘の良い人は、次のコンサートは、「沖縄」がテーマかなとお思いでしょう。

  実はまだ「総会」を開いてないので、今後変更もありますので、決定ではありせん。

 ※ここで「いちばん星」の総会についてお話しましょう。
  「いちばん星」では(3月17日に開かれます)総会で,今年の「基本方向」「コンサートの中味」などを決めています。もちろん、事前に「企画委員会」や「運営委員会」で話し合って原案を作り、総会に提案するのですが、総会の討論で、変更や修正があるのがいちばん星らしい所です。
  聞いたところでは、指導する「先生」の一存で決める所や一グループで決める所もあるらしいのですが、皆の意見を出し合って決めるのが「いちばん星」の「総会」なのです。

 話を戻して、でもあなたの勘は当たっているかもしれません。それは、次回のブログの総会の模様でお確かめください。こうご期待。(下田)

楽しめた・感動した・最高の舞台になりました。大成功!! 2015-01-16  

22回コンサートも大成功で終わりました。団としての総括はまだですが、ここでは、個人的に振り返っていくつかの点を挙げたいと思います。
構成ごとに見ていきます。
   第1部では、昨年と違い『風が』『愛そして風』などいわゆる合唱曲らしいものを冒頭に持ってきました。昨年が「子どもの世界」ですからずいぶんと「大人の世界」=大人の愛・心の揺れなどを歌い上げる難しさがあり、苦労しましたが、聞かせられるレベルになっていたかと自負しています。『動物園』は、タイトルからすると、子どもの世界のようですが、4つのそれぞれに「動物のテーマ」があり、簡単なようで違いをはっきりさせるために歌い方にちょっとした難しさがありました。
 第2部は、「みな歌」で選曲にとても苦労しました。「第3部とつながるようにする事」とやはり「会場の皆さんと楽しめるもの」と言う2つの性格からです。『TOKYO物語』につながる戦後の懐かしい歌を半分入れることのしました。又楽しみながら、東日本大震災を忘れてはならないと言うことから選曲をしました。うれしいことに大槌のキッズコーラス「あぐどまめ」の共演が叶い、予想通り本番も大盛り上がりになりました。
 今回、2部は、少し長めになりましたが、個人的には「添え物的存在」から「大事なプログラム」になったのではないかと思っています。
練習時間が取れない。他の曲で覚えるのに精一杯。などの声もありますが、個人的には会場と一体になる、雰囲気を盛り上げる大切なレパートリーと思っているので続けるべきと思います。

 第3部ですが、はっきり言って猪間道明氏編曲のものは、懐かしい流行歌が女性たちの戦争がもたらしたものや戦後直後の心の痛みや喜びや苦しみや叫びを組み合わせたものとなっていて、いちばん星が歌い上げるには少し物足りないものとなっています。同時期に歌われた「歌声運動の歌」が全く入ってないことや裏で進行中の沖縄の苦しみや戦争への逆行現象なども切り捨てられています。そこで「愛と平和を歌う」合唱団として論議を重ねプロジェクトチームを立ち上げて、原曲構成は崩さずにいくつか台詞や動きや擬音を入れて、私たちの「主張」を入れて行こうとしました。
 そこであの舞台になったわけです。何と言っても大変だったのは、歌いながらの振付でした。AKB48が口パクなのも分かります。同時に2つのことをやるのは、こんなにも大変かと思い知らされました。皮肉なことに、歌も踊りもダメになりそうなこの試みが、失敗でなく大成功の引き金になったのですから。観客の感想は、「楽しめた」「感動した」「最高」と言うものでした。
 何より組曲の中に入れた「新しい憲法の話」からの「戦力の放棄」や「戦争放棄」の説明の台詞では会場から「そうだ!!」の掛け声がかかり、舞台と観客が一体になり、演じる方も気合が入り、引き締まった、やって良かったと思える楽しい舞台ができたと思っています。
 締めくくりは『鷗』です。まずアカペラと言うことで、ピアノ伴奏頼りの私たちにとっては音程が下がらないように歌い切る難しさを克服しなくてはなりません。更にただ「�貎」が自由に空を飛んでいるだけの歌にしてならない。「彼らは死んで初めて自由になったのよ。その悲しみや思いを歌い上げなくては、何にもならない。歌わない方が良い。」と言う山寺先生の数十回にも及ぶ「ダメ出し」に耐えながら、全員(特にテノール)が一丸となって歌いましたが、どうでしょうか。少しは伝わったでしょうか。

 まとめ:この演奏会でいちばん星が得た物はたくさんあります。①合唱力のレベルアップ。合唱曲を歌うことでの「美しさ」「ハーモニー」「Pをしっかり歌うこと」など。②聞かせる合唱→動きのある、見て楽しめるエンターティメント③団員が減った中での一層の団結力

 課題:①歌唱力・表現力で「じっくり聞かせる合唱」はどうなのか。合唱団の方向性は。②来年は、ミュージカル?でもやるのか?
    ③2部の在り方
                                            
                                                                                        
 (下田)



1月12日のいちばん星22回コンサートまで、あと3日                            2015.1.19

本日(1/9)付、毎日新聞川崎版に紹介記事が載りました。

コンサートは皆様に思いが届くよう精いっぱい頑張ります.

ご来場をお待ちしています。



第22回コンサートに、大槌町からゲストが! 2014.12.8

 合唱団いちばん星は、東日本大震災後、岩手県大槌町の合唱団と交流を重ねてきました。今回、その合唱団のひとつ「あぐどまめ」から、10人以上の子どもたちがコンサートに駆けつけてくれることになりました! 第2部「みんなで歌おう」ステージの後半、友情出演してくれることになっています。あのかわいい子どもたちとまた一緒に歌えて、その声をお客様に届けることができる……そのことを考えただけで、胸が熱くなります。
 
今回のコンサートでは最後に「鷗」という曲を歌います。学徒出陣する学生たちの白い制服をたとえて三好達治によって作られた詩ですが、大槌町の鳥が鷗だと知った時、また違う意味を持って私に迫ってきました。亡くなった方たちに思いがしっかり届くように、私たちは歌います。

 チケット、販売中です。ホームページからも申し込み出来ます。たくさんの方の申し込みをお待ちしています。

個性溢れる「動物園」を!!                                2014.10.27

二度と戦争が起らないように!!
個性溢れる「動物園」を楽しく歌いたい。  N・M 「いちばん星だより」より

今いちばん星は22回コンサートに向けて「動物園」(福井文彦作曲)を練習していますが、私はこの曲を歌うと、息子が小学校だった頃の授業参観の風景が思い出されます。
 低学年の子ども達が、先生の話に静かに耳を傾けていました。それは、戦時中の上野動物園の殺されてしまった三頭の象の話でした。
 人間と人間が戦い、その犠牲になったのは人間だけではありません。他の生き物も同様に犠牲になっていたのです。
 息子にこの授業を覚えているか問いかけましたら、「かわいそうなぞう」という絵本の話だと・・・
 その後上野動物園に親子で行き、動物の墓に行った事を語り始めました。私達がその墓を見つけた時、周囲の人たちは、悲しい動物園の話からは想像もできないくらい楽しんでおりました。戦争があった事など忘れて・・・
 私たちが歌う「動物園」は、その時代を思わせる歌ではありません。どの曲を歌ってもその動物の個性が溢れ、自由らしさが表現できており、平和な時代を感じさせてくれます。(平和な時代は。このようなところから始まるのかな?)
 二度と戦争が起こらないようにと願いつつ、楽しく「動物園」を歌いたいですね!
                                     

今年も夏合宿は熱かった                                        2014-09-08
 今年は、前回書いたように「第60回日本母親大会」に参加した関係で、合宿が1週間繰り下がりました。参加はのべ38名(講師1人・初参加者が3人)。天候的には、台風接近の心配がありましたが、2日目に大雨があっただけで行きも帰りも晴れて無事でした。
  昨年の反省を受けて、実行委員会で①レッスン進行・内容をはっきり決めておく。②親睦会でコンサートのための「みな歌」(みんなで歌う歌コーナー)練習を位置づける。③コーヒータイムの準備と充実。④食事当番をパートでなく、部屋ごとにする。⑤飲み物の持ち込みを減らす。(最近は飲料が減ってきた?)などが話され改善されました。

 【1日目】昼食を取って、全体練習を開始。組曲「風が」「愛そして風」。(吉野弘さんの優しく・繊細な詞を歌うことが難しく、先生よりダメ出しがでる。)
休憩後に、組曲「動物園」のパート練習開始。「もぐら」「カンガルー」「チンパンジー」「ダチョウ」。皮肉で面白い曲、優しい包まれる曲、激しい疾走するリズムの曲など変化に富んでいて気持ちや歌い方のの切り替えが難しく、やはり全体練習でその点が注意されました。ここで大休憩して、3部の大物「鷗」に取り組みました。ソプラノもテノールも高い音をきれいにかつ声量を出さなくてはならないのですが、声が疲れていて中々出なくて、苦労しました。その後「動物園」の復習と「見上げてごらん夜の星を」を歌ってハードな一日が終わりました。

  【2日目】朝歌い始めは「明日という日が」で、最後の部分のハーモニーを繰り返し練習。10時から今年の3部(メイン)組曲「TOKYO物語」前半を全体→パート練習→全体と言う流れで練習。前半は、「前奏曲」「リンゴの唄」「東京の花売り娘」「星の流れに」「東京ブギウギ」 。どれも知っているメロディラインですが、合唱曲として編曲されているために、少しずつ違うので、知っている人ほど慣れで歌ってしまい、戸惑うところがあります。昼食後は後半。「青い山脈」「銀座カンカン娘」「君の名は」「お祭りマンボ」「ここに幸あり」。休憩して、通し練習。今年はただ歌うのではなく、 ここに踊りや振付のある動きやせりふ入りの劇を入れるのでこれから秋の練習が大変なことになりそう。

   練習は終わりましたが、ここで何と「学習会」。講師は元川崎の教員で歴史教育者協議会の佐々木勝男氏。川崎では知る人ぞ知る?有名人。独特の岩手なまりで30秒に1回は笑いを取る話しぶり。中身は大まじめですが、聞き方によっては、ふざけているのかと思える微妙なテクニックの持ち主です。「戦後史と流行歌の関わり」と言うテーマで、話してもらいました。
「TOKYO物語」は流行歌のアンサンブルですが、それをどう受け止め、どう歌うかを考える参考になったと思います。 
  夕食を取りながら懇親会開始。「みな歌」候補を歌いました。今年は、各パートごとに、歌ってもらうことをメイン企画としました。ソプラノから始まり、歌だけでなく踊りあり、ステップあり、コントあり、女装あり、又講師の飛び入り参加ありで大いに盛り上がりました。特に6月に惜しまれて逝った浅井さんをしのんで彼の好きだったタイム・トゥ・セイ・グッバイ」を男性陣が歌ったことが思い出に残りました。疲れていた山寺先生にもとりで歌ってもらい、最後は、全員輪になって、「若者たち」や「今日の日はさようなら」を歌いました。

 【3日目】二日酔いの人もいた?ようですが、朝から組曲「川崎と戦争」(のうち6曲)の特訓です。これは、前回も書いた「全国戦跡保存大会」の文化行事で歌うので、全国の研究者の方々の前で恥ずかしい歌声を聞かせられないというプレッシャーがあり、それこそ真剣に取り組みました。途中で、佐々木氏が歌の講評(とても気持ちがこもっていると)を述べられ、帰って行きました。その後最後のダメ出しを繰り返し特訓し、何とかまとまった所で、お昼を食べて、合宿は解散しました。ご苦労様でした。(下田)


平和を願う気持ちを込めて  《6~8月、出演の機会が続きました》 2014.8.31

  久しぶりのブログです。例年6~7月は、「平和をきずく市民の集い」(6月)「ミューザ川崎合唱祭」(7月)「平和公園コンサート」(7月)と3回の出演に向けて取り組んできました。今年はさらに8月2日(土)に横浜で開かれた第60回日本母親大会で山寺先生指揮の神奈川の合唱に多数団員が参加しました。女声合唱とチラシにはありましたが、我が「いちばん星」から5人、「きずな」から1人の男性も参加して、混声合唱ができました。又「いちばん星」の妹尾芙美子さんが自身の歩みと母親大会60年を重ねた詩の朗読を合唱とコラボして、感動の行事になりました。このことを言っておかないと、母親大会を報告した各種新聞記事のどこにも触れてないのです。文化行事、取分け合唱は、添え物なのかなと少し残念です。

 その後「8月9-11日の合宿」(報告は次回)を挟み、8月16日(土)明治大学で開かれた第18回戦争遺跡保存全国シンポジウムに組曲『川崎と戦争』を歌う、という「いちばん星」としてはかなり大変なスケジュールになりました。『川崎と戦争』の作詞者渡辺賢二氏や実行委長で今回の仕掛け人の姫田光義氏に恥ずかしくないように気合を入れたので、かなり歌えたと思います。両氏には良かったと誉められ、少し安心しました。
 
  さて、ご存じのように、「いちばん星」は年に1回のコンサートを開催しています。年末コンサートを終えるとすぐに次の年末(次回は年始ですが)のコンサートの選曲の検討をし、練習に入ります。そこで6月からのこの時期の本番は、歌い込みの期間が少ない曲もあり、緊張し、厳しい思いをしますが、今年は例年にないハードスケジュールでしたので尚更です。でもこういう時こそ、団の歴史がものをいいます。平和を願う気持ちを込めて歌うという、団員の中に込められた声は、それぞれの出演で伝わったと思います。
  これからは来年1月のコンサートに向け通常練習の他に「強化練習」も入り、パートを揃え、アンサンブルの表現に取り組んでいく予定です!! 期待してください。(金山・下田) 


「平和をきずく市民の集い」で歌いました。

6月8日、「平和をきずく市民のつどい」(川崎市平和館)に出演しました。
私たちが歌ったのは、「川崎と戦争」より多摩川の流れ、焼け跡のグランドピアノ、私の街から戦争が見えた、の3曲。平和への願いを力強く歌うことが出来ました、又、ことしも若者のブラスバンドとのコラボ、感動的でした。アンコールのダンスも~その後の公園での団員の交流会も楽しく…。

午後の各団体の平和の取り組みや、弁護士さんの秘密保護法と憲法の話も分かりやすく中身濃く。子供も大人もみんなで小さな力を集め平和をきずいていこうという集まりでした。


鵜住居の津波避難道
岩手、釜石、鵜住居の避難道の写真は今回、団員が行った時に撮ったもので、2014.5  のものです。
5
月に釜石、鵜住居の宝来館を訪ねた団員から、高齢者用津波避難路の現在の様子の報告がありました。(この避難路作りのために、いちばん星も毎年カンパを続けています。)9月完成をめざしているそうです。



五月晴れ 歌う仲間と散歩道  2014.5.28

毎年恒例のレクリェーション。新緑がきれいなヒルトン小田原リゾートで温泉と林の散策、俳句まで飛び出しました。
根府川の漁港「一吉」に移動し、おいしいお料理、おいしいお酒、そしてギターにあわせて大合唱。今年は指揮者の先生、そして病気療養中のAさん、Sさんの奥様も参加。お天気も良く最高でした。

もう4月!!                        2014.3.31
昨年12月23日の「第21回コンサート」終了後、4ヶ月が経ってしまいました。
すっかりお休みしてしまいました。すみません。
合唱団いちばん星は活動休止していたわけではなく、忙しく過ごしていました。

1月…・次回のコンサート会場抽選。22回コンサートは2015年1月12日、エポックで。 
    ・新年会&コンサートの反省会→団全体及び実行委員会の係ごとの反省。(企画係衣   装、パートリーダー、プログラ ム等印刷、チケット普及、要員、会場展示等)
    ・新しい練習曲の選定作業、練習の開始。

2月…・総会→議案書は各担当から出されて20ページ近くに。活発に討論されました。
    ・「北海道に行ってしまう団員を送る会」→ケーキ屋さんの地下を借り、うたごえ喫茶風   に昔懐かしいロシア民謡など 歌って、楽しく名残惜しく終わりました。

3月…・年間の出演予定がほぼ決まり、何の曲を歌うか検討を重ねています。


第21回コンサート、大成功に終わりました。
12月23日、エポックなかはらにて第21回コンサート「いのち、ふたたび」コンサートを開催しました。
当日は満席のお客様を迎え、団員一同、公募シンガー17名と共に、精一杯歌いました。

合唱団最高齢の92歳の男性がソロを歌うと、会場からは割れんばかりの拍手をいただきました。また「願い~震災をのり越えて」を作られた小原孝さんを紹介させていただき、コンサートが一段と盛り上がりました。最後のステージは、公募シンガーを迎えて総勢約60名で歌い、「HEIWAの鐘」が鳴り響きました。


ご来場くださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
合唱団いちばん星は、また次の新たな歩みを始めます。

「HEIWAの鐘」を歌います
いちばん星の21回コンサート、12月23日(月・休)のプログラム最後の歌は「HEIWAの鐘」です。
 『「青葉の歌」や「大地讃頌」のような、若者たちに多く歌われており、今を見つめ、未来への希望あふれる歌』を探し、この曲に出会いました。今、公募シンガーと共に練習に励んでいます。

小中学校の合唱コンクールや卒業式などでたくさん歌われているそうです。平均年齢60?才の私達も若者に負けぬよう、未来に向け平和を願う歌を、心を込め、元気に歌いたいと思います

「だからその海をみない」の混声合唱版楽譜の事

「だからその海を見ない」(山口千江 作詩 中田喜直 作曲 朝岡真木子 編曲)の混声合唱版(声部SATB)の楽譜が「ハピーエコー」(税込価格 1,050円)から出版されています。

この混声合唱版は、合唱団いちばん星が朝岡真木子さんに編曲を委嘱したもので、今年1月のいちばん星の20回記念コンサートで初演しました。

元々は1976年中田喜直作曲のドラマティックな表現の歌曲で、戦争の悲惨さを詠った山下千江の詩に、特攻隊員として戦地に赴いた作曲者が自分の気持ちを重ね、独唱曲として書いた作品です。

いちばん星の第1回コンサートは1993.12「中田喜直とともに」大人と子供200名の大合唱。今年1月の20回記念コンサートを開催するにあたり、中田喜直作曲で愛と平和を歌う合唱団にふさわしい曲を歌いたいと、合唱編曲を朝岡真木子さんに委嘱しました。

最愛の人を理不尽に奪われた乙女の、「戦いの海」への断固とした拒否。伴奏の終わりに軍歌「海ゆかば」のメロディーが入っています。多くの合唱団で歌われてほしいと思います。


92歳の団員を祝う会

  いちばん星には、バスの団員で92歳の団員がいます。毎日家で練習を欠かさず、暗譜も早く、バスに欠かせないメンバーです。練習が始まる前に来て、2年前までは40数人のいす並べも手伝っていました。90歳の時にお祝いをしようと思ったのですがその年3.11の震災。昨年は岩手大槌・釜石への支援コンサートなどで忙しく、今年こそはとパーテイ会場を借り、奥様もご招待して開催しました。

 団代表から、いちばん星のアイドルである、という紹介。元団員の挨拶や団員から質問形式でシベリア抑留の時の生死を分けた経験。どうやって暗譜を早くできるのか、コンサートのチケットをご夫婦で沢山普及しているがどのようにしているか、結婚記念日が5月1日の理由は? 奥様がだんな様を良いと思うところは? など。

 ご本人から「シベリアの経験から戦争は絶対してはいけない。又、大らかに生きることが大切と思った。チケットは普及すればするほどしっかり練習しなくてはと思う。暗譜は夜中に歌詞が出てきて目が覚めるくらいになったら本物」と。
 (奥様から、「毎日歌の練習をしていて尊敬します。家事を手伝ってくれる普通の人です。」のコメントに一同感心。)

 指揮者とピアニストからの暖かい演奏のプレゼント。「みんなで歌おうグループ」の司会やアンサンブル演奏も乗りに乗って、12月の21回コンサートが楽しみです。
 ご本人が21回コンサートにソロで歌う歌やロシア語の「カチューシャ」に心打たれ、楽しく、温かく、会を終えました。数年前に腰を痛めて、暑いとき寒い時はいたわりながら練習に参加していますが、団員は彼を尊敬し、目標にしています。

   


生田浄水場の存続を願う市民の集いでうたいました♪

良い水がある場所に人が集まり、文化が栄える。川崎は縄文のむかしから人々が恵まれた環境の中で暮らしている。生田浄水場の地下水は大変上質。未来に引き継ぐ川崎の宝。 ♪すべての命 海から 奇跡の愛太陽のやさしさ

        海からの命 私に  今私に生きている~ ♪

(遠藤和子作詞、大西進作曲)

存続を願う市民が座るところもないくらい程たくさん集まりました。合唱団いちばん星が出来るきっかけとなった“水の力美しく”の歌を、川崎のこの地で歌えてよかったです。生田浄水場の水の力はわたしたちに水の恵みを与えてくれていると…。会場の皆さんと心ひとつになってうれしかったです。



ピアノを譲っていただきました!!

団員の親戚の方からピアノを譲って頂きました。練習に市民館の音楽室を借りられない時、中小企業の会員さんの会館のホールを使わせてもらい助かっているのですが、ピアノは調律してもちゃんと音が出ない状態で何年も前から困っていました。運搬費用、調律など費用がかかるので躊躇していましたが会館の好意もあり、思い切っていちばん星のピアノとして置かせてもらう事になりました。

古いピアノですがきれいに響きます。うれしい!!譲っていただきありがとうございました。

21回コンサートに向けての強化練習、がんばりま~す~!!



大槌童謡歌う会「25周年コンサート」

       &宮沢賢治「星めぐりの歌」ツアーに行ってきました。


   【懐かしい大槌公民館】

9月8、9日に岩手県大槌、花巻に総勢17名で行った。

コンサート会場の大槌公民館に着く。ここは昨年10月にいちばん星、大槌童謡歌う会、キッズコーラスあぐどまめとジョイントコンサートを行った懐ししい場所。会うのは3度目。今年4月に小原孝~逢えてよかったね~震災支援のコンサートに出演する大槌童謡歌う会と鶯谷で交流会、翌日サントリーホールの客席へ応援に行って以来。皆笑顔で、私達も旧友と会うようなうれしい気持ち。

【大槌童謡歌う会 25周年コンサート心に響け 絆のハーモニー】

 暖かく明るい笑顔に、聴く人は吸い込まれた。♪指揮者の児玉先生にも、あぐどまめの子ども達にも。きらきらした目、ちょっと恥ずかしそうな顔、かわいい子ども達の表情。
 3部の「一人の手」を歌った時、間奏で童謡歌う会会長の力強いナレーション。「あれから25年、うれしいこと、悲しいこともありました。3.11は辛い出来事でした。それでも私達は進みます!歌があればこそ!!」

 ♪一人で歩く道…遠くてつらいけど…それでも…♪♪

仲間を6人亡くしてもなお笑顔で歌いつづけている歌う会の人達に会場から力強い手拍子がわき起こった。

 最後に舞台下にいちばん星のメンバーが並び(舞台上に大槌童謡歌う会)いちばん星代表が「東京オリンピック開催で日本中がわき立つ中でも被災地のことを忘れてはいけない。オリンピックがあることで、少しでも復興が遅れることを私達は許さない。」と固い決意表明。「逢えてよかったね」を心をこめ一緒に歌った。休憩や終演後に私たちの代表や旅行責任者は地元ラジオのインタビューや町長さん、岩手の童謡歌う会会長さんからご挨拶を受けていた。片づけを手伝った後別れを惜しみながら吉里吉里の宿へ。

【宿へ】

宿は津波に遭い8月末に再オープンしたばかり。海際に建っているホテル。
そこで「花は咲く」「風よふるさとよ」などを歌った。19歳とベテランの仲居さん達は聴きながら涙を流していた。

【大槌町】

ただただ雑草が生い茂り、家の土台さえ見えなくなり、コスモスがけなげに淋しそうに咲いていた。今なお仮設住宅に住まわれている方々の苦難に思いを寄せた。地元の元議員の阿部さんの案内でひょっこりひょうたん島(蓬莱島)付近と旧大槌役場へ。旧役場は昨年のまま。傷跡生々しく、水の力の恐ろしさを改めて感じた。

【花巻へ】

 宮沢賢治記念館、イーハトーブ館、童話村、賢治の学校、「羅須地人協会」を訪ねる。観光ボランテイアの方が「雨にも負けず」「銀河鉄道~」などに込められた賢治の思いを語って下さった。賢治はとても深いと思った。手に入れた資料でこれからいろいろ探索してみたい。



         9月、公募シンガーとの練習が始まりました。

会場に入ると団員も含めびっしり!!熱気でムンムン。すご~いと感動

1回コンサート「中田喜直とともに」で公募し、親子が集まったときのことを思い出しました。でも21回コンサートに向けての今、まわりにかこむ力強い団員たち。歴史を感じます。

              ようこそ公募シンガーのみなさま  いっしょに楽しく

                  平和への思いを込めて  うたいましょう!!



    ミユーザ川崎市民合唱祭 2013                   2013年7月7日(日)

             会場 ミューザ川崎シンフォニーホール

ミューザ川崎市民合唱祭 プログラムより 抜粋    演奏曲 <風よ ふるさとよ> (作詞:きむらいずみ/作曲:安広真理)
昨年創立20周年に向けて東日本支援コンサートを企画、岩手県大槌町で地元の「童謡歌う会」と共演、会員の方も数名亡くなり悲しい事が続きましたがまた歌う事で元気がでましたと喜ばれました。地震・ 津波・放射能の被害にあい故郷を追われた人々の悲しみを、苦しみを忘れず歌で応援します。
合唱祭で思いっきり歌えました。
43人という大人数で ミューザで心をこめて歌い上げました。
会場の皆さんも涙する人、終演後すばらしかったとわざわざかけよって感動を伝えてくれる人も!



31回みんなでつくった    みんなでつくろう
     平和公園        コンサート 2013

                            2013年7月15日(祝・月) 中原平和公園 野外音楽堂  PM5:00 開演

       ♪ 中原平和公園が生まれて31年

                  今年も平和のハーモニーがこだまする

            いちばん星の 演奏曲 <童謡メドレー「四つの動物の歌」

                                                             炎の歌より、「石」>

平和公園コンサート、がんばりました。
まだまだ未完成といいながらも、なんとか平和の思いを平和公園で歌いたいとみんな必死でした。
楽しい動物の歌、そして「石」は原水禁世界大会に代表を送り出すセレモニーも兼ねているこのコ ンサートにふさわしい選曲だと思い、団員一同、心を込めて歌わせていただきました。客席からの掛け声や、先生の熱のこもった指揮で歌いきり、会場の皆さんにも伝わったのではと思いました。

8月、充実した合宿を終えました(2泊3日―伊豆高原“一本のえんぴつ”)

2003合宿

山寺先生の個人発声練習(約半数の人が受けた)の間、梅澤先生の音取練習やパート練習という組み合わせ練習も効率的に行われ、「集中した練習で、コンサートに向け全ての曲のレベルアップ!」をめざし、楽しく、みっちり練習をしてきました。

◎2日目の学習会では、今年広島原爆をテーマにした歌を数曲歌うので、ぜひ生の声を聞きたいと、合宿所近辺にお住まいの被爆体験者の方に来ていただき、お話を伺いました。お話の後には私達の「石」と「風よふるさとよ」を聞いていただきました。

女子学生だったこの方の見た悲惨な光景、体験。周りのご家族の心の奥にしまっていた深い傷は、やはりお聞きしないと分からなかったと思いました。

  その方の短歌です。

             人に非ざる姿の人に 水くみき 唯水くみき (まなこ)そらして

             鬼のごとき父の形相消えざりと 八十(やそ)()となれる弟が言う

     (3月11日フクシマを詠む)

                原爆を受けし日本が「ナニゴトゾ!!」自国を核の恐怖に曝す 


◎今年は40名の参加。出入りが多かったのですが、仕事や家族の介護の合間を縫って駆けつける人など、合宿に参加しようという団員の努力が伝わります。遅れて来た人、途中で帰る人に拍手のお出迎え、皆集まってお見送り。送る方、送られる方に暖かい交流が!

◎ 一本のえんぴつは素泊まりの宿ですが私達の合宿ではデリバリーをお願いしています。地元興しも視野に入れているオーナーが、全国一になったおいしいお弁当屋やこだわりを持って作っている地元のパン作り教室の先生が作った何種類もの出来立てパン。手が込んでよく煮込んだおいしいカレーなど、歓声の上がるおいしい食事が毎回楽しみです。練習に疲れた時に出る白玉小豆やアイス、果物、実行委員の沸かしたてコーヒーも絶妙なタイミングで長時間の練習疲れを上手に癒してくれます。

◎2日目の夜の交流会。新人3人トリオもパンチ力有り。でも新人君の難問クイズに軽々と答えていく団員。さすがいちばん星!コンサート、皆歌の候補曲を歌い、ソロも、先生の「いい日旅立ち」、九十九里の歌姫?のひばりソング、大病をして合宿を目標に復帰したセニョーレの「オーソレミオ」、オーナーご主人のシャンソン。フラダンスの女王?(団員)の「瀬戸の花嫁」は横に専属歌手?+10数人のフラガールが飛び入り。最後は皆で輪になって歌い、お開き。毎年ながら今年もいちばん星パワー全開?!でした。

    今年の夏合宿も終わり、さあ!21回コンサートに向けてゴー。

     新しい曲もアカペラもまだまだ大変ですが、気をゆるめずがんばります!